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ARのブログ

技術書典7にサークル参加しました(当日編)

先日の技術書典7にて初めてのサークル参加を行い、ARの技術同人誌を頒布しました。
次回(&これから参加する方)に向けて、やったこと・感想などをまとめておきます。

前日までの振り返りは、こちらの記事にまとめています。

techbookfest.org

頒布した本

AR Foundationの入門書です。BOOTHで事後通販&電子書籍版の販売を行ってますので、よろしければどうぞ。

jyuko.booth.pm

jyuko.booth.pm

当日の流れ

7:00:起床

サークル主の朝は早い。

8:00:会場に移動

1時間半くらいかかるので、8時頃に出発。忘れ物してたら泣ける。

移動中に最後の告知。

前日チェックで気付いたガムテープは、池袋に着いてからコンビニで買いました。

9:30:サークル入場

サークル入場は10:00〜だけど、早まって9:30になるかもと聞いていたので9:30には入口前で待機して、サークル通行証(ネックストラップ)をGETしました。

ただ、今回は初の2フロア開催と言うこともあってか、すぐには入場できず、サークル入場待機列が形成されることに・・・。
実際に入場できたのは、逆に10時をちょっと過ぎたくらいでした。

まあ、そういうこともあるよね。運営の皆様お疲れ様でした。

10:20:設営開始

技術書典バックアップ印刷所のねこのしっぽさんに搬入をお願いしたので、サークルのブースに同人誌の入ったダンボールが積まれていました。タスカル。

お手伝いの同僚も来てくれて、レッツ設営!

  • パイプ椅子を机から下ろします。
  • あの布を敷きます。
  • ダンボールを開けます
  • 同人誌を平積みにします。
  • 値札カードを記入して置きます。
  • ポスタースタンドを立てます。
  • 名刺を置きます。
  • サークル便利カードとQRコードを置きます。
  • 展示用iPadをセッティングします。
  • 完成!

20〜30分くらいで大体の準備は終わったと思う。

10:40:見本誌、立ち読み本の提出

見本誌は運営の方がブースに回収に来てくれました。事前にPDFで提出してあったので、空の袋を渡してもらったシールをサークル便利カードに貼ります。

立ち読み本は任意提出なので、事務局に提出に行きました。ブースに置いてあったシールに、サークル名、金額、ブース配置とか書いて表紙に貼ります。

11:00:頒布開始

入場を開始してすぐに何冊か売れて、まずは一安心。売れた数を数えようと思っていたのですが、ワンオペの時間帯は間に合わないので諦めた。
13時くらいまでは定期的にお客さんが足を止めてくれて、コンスタントに売れていった感じです。

積極的な呼び込みとかはせずに、「気になったら見ていってね!! よかったら買ってね!!」なスタンスでやりました。
苦手な人もいるでしょうし、何より疲れるので、私が。

しばらくはブース貼り付きで身動きが取れませんでしたけど、一般入場のピークが過ぎた頃からは流石に落ち着いてきました。15時以降は客足が途切れることもあれば、ふとした瞬間に何冊かまとめて売れることもあって、「今、一瞬流れきたな」的な感じでした。

出展しながらですが、交代で店番をして他のブースを見に行ったりもしていました。
3階を回ったのは大分落ち着いてからですが、それでも2階から3階の移動は行列ができていました。降りる方はすぐ行けたと思う。
なお、ブースを長時間空けたくない焦りと売上げがある安心感から、普段より即決で書いまくった気がする。後悔はしてない。

17:00:撤収

無事終わりました。

展示物をお片付けして現状復帰。製本版の在庫はダンボール1箱に収まる量だったので、BOOTHに委託して倉庫送りにしました。
ダンボールゴミは無料回収、普通ゴミは500円で回収してくれました。

18:00:打ち上げ

手伝ってくれた同僚とプチ打ち上げ。

マグロ盛り合わせとオススメの握りを全部二貫ずつという雑な頼み方をした。
美味しかった。

反省点

当日気付いたこと。

DLカード

時間がなくてできなかったのですが、製本版に電子書籍(DLカード)も付けるやつやればよかったです。
次回はやろうかなと思いますし、今回製本版買ってくれた人にも配れたらよかったなと後悔。

見本誌

本を立て掛けるやつを書い忘れていたのが諸悪の根源です。
カバーをかけたり見本誌とわかるようにした方が手に取りやすくていいよね。

値札カード

実際展示したら小さくて、スケブで対応しました。

後払いQRコードの予備

人気サークルじゃないので大したことではないのですが、購入希望者のQRコード読み取り待ちが稀に発生したので、複数あった方がいいなと思った。

荷物

会場で入手した戦利品の重さが帰りに増えることを計算していなかった。
両手がもげるかと思いました。

次回はキャリーケースか大きめのリュックにしよう。

データ集

頒布実績

  • 持ち込み数:200部
  • 頒布数:109部
    • かんたん後払い:26
    • 現金:83
  • 被チェック数
    • 前日時点:36
    • 当日終了時:39

初参加なのでよくわからなかったのですが、meetup等で紹介されていたデータから頒布数の予測は100部前後に設定していて、概ね目標通りに捌くことができました。
倍の200部用意したのは、当日来てくれた方に「完売です」は言いたくなかったのと、在庫をBOOTHで委託販売してみたかったからです。

収支

印刷代や参加費、諸経費を差し引くとほぼトントンで若干プラスにはなりました。
今回は初めてで利益目的の参加ではなかったので、とりあえず費用回収できれば問題ナッシングですが、事後通販でもある程度売れたら嬉しいなって感じです。

被チェック数

数字的には頒布数が大きく伸びたというより被チェック数が少なかった印象で、

  • サークルチェックのサイトの仕様
    • 配置の関係でかなり下までスクロールしないと出てこない
  • サークルカットがわかりにくかった
    • ARの本なんか書く by 狂気

あたりが理由かと思います。

時間帯別

途中から数えるのを諦めたので、後払いの比率のみ。
実際は現金払いの方が多いので参考程度。

  • 11〜12時:5 ※フロア別規制入場
  • 12〜13時:8 ※規制入場
  • 13〜14時:4 ※一般入場
  • 14〜15時:5
  • 15〜16時:2
  • 17〜18時:2

やはり規制入場中の11〜13時は客足もあまり途絶えず、現金を含めて売れ行きもよかったと思います。

購入層

勉強会等では宣伝していないので、イベント等で見かけたことがある方や知り合いは多くなかったです。

宣伝もTwitter中心だったので、一見さんが多かったのか、もしくはブログ読んでくれてる人、Twitterのフォロワーさんなどが中心なのかな・・・。
実際、「ブログ読んでます!」って方は何人かいました(いえーい、見てるー!?ピースピース!) ブログのコメントやTwitterで「買ったよ」、「ブース行ったよ」報告とかしてもらうと、jyukoが喜びます。

若い男性が比較的多いかなと思いましたが、女性で買ってくれた方もいたし、私より年齢が上の方も買ってくれました。色々な人が手に取ってくれて嬉しい。

AR Foundationについて色々話したりしたけどその場では購入しなかったという方もいて、たぶん内容が初心者向け過ぎたんじゃないかなと思います。
次回以降はもうちょっと踏み込んだ内容とか、マニアックなやつとかも出したい。

事後販売

電子書籍版は、1日数冊レベルですが何冊かは売れています。
製本版はまだ倉庫に入荷されていないのですが、入荷待ちメールを登録頂いている方がいる模様。ありがたサンクスです。

その他

Twitter

名刺も配っていた(最初忘れてて途中から)のですが、Twitterのフォロワーはあまり増えてない。
「元々フォローしてくれている説(ポジティブ思考)」と「特に興味を持たれていない説(ネガティブ思考)」があります。

名刺は腐るほど余っているので、勉強会とかで見かけたら配ります。

ブログ

PVや読者数に大きな変化はないのですが、AR関連の記事のアクセスが伸びています。

ARKit/ARCore対応デバイス、対応機能一覧(2019/9) - じゅころぐAR

AR FoundationでARアプリの開発をはじめる - じゅころぐAR

技術書典の前後で、iPhone 11発売、iOS 13(ARKit3)が提供開始になったことも大きいと思う。

感想

まずは、大きなトラブルなく頒布を終えられて一安心。
高い目標ではないものの、予定の部数を頒布できたので成功かな。

出展してよかったなと思うのは、Twitterやブログと違って、読者の方々の顔が見れて、人によってはARについて話ができたことです。
特に、学生っぽい方とかARについて色々聞いてくれるのはすごく嬉しい。
Twitterやブログでも気軽に聞いてくれていいのですよ?と思ってます。

あと、子供連れの方がブースにいらした際に、iPadで展示していたクエリちゃんのARに子供達が手をかざして遊んでくれてたのが印象に残っています。
子供達から反応があるのは嬉しいし、教育やゲームでARが活用されていってARネイティブ世代として未来を作ってほしい…とおじさんは思うよ。

"クエリちゃんにみかんをあたえるAR"もガチ勢はよりは、ライト層や子供達がARに触れるきっかけとしてプレイしてほしい気持ちはあります。
その層にどうやってリーチさせるかは課題なんだけど。

クエリちゃんにみかんをあたえるAR

クエリちゃんにみかんをあたえるAR

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という訳で、色々大変だったけど楽しかったです。