Amazonで注文していたDaydream Viewが届きました。
とりあえず使ってみた所感をまとめておきます。
はじめに
Daydream Viewは国内販売されていないため、並行輸入品です。
国内に在庫があるようで、最短で注文した翌日に入手できます。
並行輸入品なので説明書はすべて英語。しかも、小さくて四角い!(写真だと大きく見えるけど)
なので、全く読んでいません。
ゴーグル
外観
幅はZenfone ARと同じくらいで、大きすぎず小さすぎずといった感じです。
丸みを帯びたフォルムなので、全体的にコンパクトに見えます。
前面を開けたところ。スマートフォンは蓋で押さえつける形です。
スマートフォンに直接触れる突起部分が硬いプラスチックではなくラバーっぽい材質なので、画面に傷が付く心配は無さそう。
実際にZenfone ARをセットするとこうなります。
若干ハミ出て見えますけど、画面のサイズとゴーグルの大きさ的にはちょうどよいです。
逆にこれ以上画面が大きいと一部が見切れてしまいそうで、Pixelが5インチ、Pixel XLが5.5インチ、Zenfone ARが5.7インチとなると、5-6インチのスマートフォンが対象っぽい。
最後に、装着面です。
かなりゆったりした設計でメガネを掛けたままでも余裕です。
装着してみた
VRゴーグルを装着した自分を華麗に自撮りするのは想像以上に難しかったので、文章のみでお送りします。
軽さ
コンパクトかつ流線型のフォルムになっていますし、表面が布製なのでかなり軽いです。
フィット感
ヤバい。
ヘッドバンドを頭に合わせて調節すると、かなり安定感があります。
そもそも軽いというのもあるし、後頭部と鼻の辺りでしっかり固定されてる感じがある。
没入感
いくつかアプリを体験してみましたが、ここはやはり専用機に劣るかなと思います。
視野角が少し狭めでVR空間上でもゴーグルを着けて覗いている感じが強い。
Cardboardが視野角90°、専用機は視野角100-110°らしいので、印象としては95°くらいです。
スマートフォンVRなので仕方ない部分もあり、Standalone型のヘッドセットに期待します。
コントローラ
外観
Daydream Viewには、コントローラが1個付属しています。
Daydreamのセットアップ画面を見る限り、2個使えそうな感じはしない。
私は手が小さい方ですが、それでも手の平に収まるサイズです。
上の方の丸く窪んだ部分がタッチパッドになっていてクリックもできます。 真ん中にあるのがアプリボタン、その下にあるのがホームボタンです。
背面にはGマークしかなく、丸みを帯びていて持ちやすくなっています。
側面にあるのは、音量調節のボタンです。
写真ではわかりにくいですが、下の方(グリップエンド)にはUSB-Cの端子とストラップを通す穴が開いています。USB-Cはおそらく充電用途だけかなと思います。
使ってみた
実際にコントローラを利用するアプリを体験してみました。
スマートフォンとのペアリングはBluetoothでホームボタンを長押しするだけでOKです。
操作性
コントローラを動かして操作する分には、軽くて持ちやすいので快適です。
タッチパッドのクリックも操作に支障はないと思います。
問題は、アプリボタンとホームボタン。
コントローラが小さい分、ボタンの位置が近いのですが、ゴーグルで手元が見えないため、押しにくいです。
ちょっとした位置と手触りの違いに慣れるしかないので、アプリでも頻繁に使わない方が無難な気がします。
まとめ
スマートフォンVRとしてはCardboardよりも快適ですし、ゴーグルとコントローラで十分VRはできそうです。
対応スマートフォンを持っているなら、購入の価値ありだと思います。
良いところ
- 軽くて、着け心地が非常に良い
- 長時間着けていても疲れにくい
- ケーブルや外部カメラが要らない
- 安い(対応スマートフォンを持っていれば)
微妙なところ
- 視野角は専用機よりも狭め
- コントローラが1個しかない
- コントローラのボタンが押しにくい
スマートフォンをセットしてはいますがほぼスタンドアロンに近く、ゴーグルもコントローラも軽くて疲れにくいので、比較的自由に動ける点は良いかもしれません。
アプリを作るとしたら、辺りを見渡したり、コントローラを特定の方向に向けるアクションがメインになりそうです。
ただ、視野角狭めなので、激しく動くようなコンテンツだと酔っちゃうかも。
それは追々考えるとして、個人的に気になっているのは、「蓋を止めるゴムが、徐々にだるんだるんになるんじゃ・・・」と「お醤油とかこぼしたら、シミになりそう・・・」という点です。